![]()

RESPECT
誰もが皆何かしらのストレスを受けて生活しているものですが、そんな中でもうつ病になりやすい人には性格的な特徴があるとされています。真面目である、几帳面である、完ぺき主義者であるといった傾向にあるようです。気をつけたいのは、親しい人との死別やリストラなど良くない出来事だけでなく、昇進などの良い出来事すらストレスの原因になりうるという点です。少しでも異常を感じたら医師の診察を受けましょう。
かつては単なる甘えや怠けと同じ扱いをされてきたうつ病ですが、近年の研究によって、脳に何かしらの異常が発生することで発病することがわかってきました。それでも、過度なストレス状態に晒された一部の人のみが掛かる特殊な病気という見方をする人もいますが、WHOが発表した、人が生涯にうつ病を発症する割合(生涯発症率)は15〜30%。誰でもなる可能性があると言える数値ではないでしょうか。
人によっては便秘や睡眠障害などの身体的な不調が現れることもありますが、うつ病の人に多く現れるのは「気分の落ち込み」です。うつ病で何もできない姿は、人によっては「落ち込むことは誰にでもある、何もできないなんて甘えている」として映るかもしれませんが、うつ病による落ち込みは単なる気分の落ち込みよりはるかに強く、趣味に没頭したり、友人との語らいで解消されるものではありません。
うつ病の人は、うつ病を経験したことのない人では考えもつかないほど落ち込み、「もう治らないのではないか」と悲観的な気持ちになることが珍しくありません。うつ病の治療は長い時間を掛けて行うため、その時間の長さも不安に拍車を掛けます。しかし、うつ病は不治の病ではありません。適切な治療と休息を取ることで必ず治る病気なのだと、確固たる意思を持つことが大切です。
![]()